公開日 2013年06月03日 伊勢原の指定文化財 齋藤家住宅 読み、指定、種別、数量、所有者、指定日一覧 よみ さいとうけじゅうたく 指定 市指定文化財 種別 建造物 数量 1棟 所有者 齋藤家 指定日 昭和63年4月30日指定 詳細情報 齋藤家住宅の構造、規模 構造 広間型五間取、草葺、入母屋造(いりもやづくり) 規模 10間×4.5間 解説 齋藤家住宅は、保管されている押板(おしいた)に書かれていた銘「延享二年八月十四日 大工米山源右衛門嘉惟(よしただ)」により、延享(えんきょう)2年(1745)に建てられたことがわかりました。 現在市内に現存する建築年代がわかる民家としては最古のものです。 何回か改修が行われていますが、家の造りや柱、梁(はり)などはほとんど変わっておらず、建てられた時の形態がよくわかります。柱や梁は、欅(けやき)が多く使われています。 齋藤家は三之宮村の名主を務めた家柄で、土間以外の「なかのま」にも玄関を持つなど一般の民家のつくりとは違いがあります。 現在茅葺きであった屋根は、亜鉛板葺きに替えられています。 押板:床の間の原型になった板状の台。 なかのま:奥の間と居間のあいだに造られた部屋の呼び名。 お問い合わせ 文化財係住所:伊勢原市田中348番地TEL:0463-74-5109FAX:0463-95-7615
解説
齋藤家住宅は、保管されている押板(おしいた)に書かれていた銘「延享二年八月十四日 大工米山源右衛門嘉惟(よしただ)」により、延享(えんきょう)2年(1745)に建てられたことがわかりました。
現在市内に現存する建築年代がわかる民家としては最古のものです。
何回か改修が行われていますが、家の造りや柱、梁(はり)などはほとんど変わっておらず、建てられた時の形態がよくわかります。柱や梁は、欅(けやき)が多く使われています。
齋藤家は三之宮村の名主を務めた家柄で、土間以外の「なかのま」にも玄関を持つなど一般の民家のつくりとは違いがあります。
現在茅葺きであった屋根は、亜鉛板葺きに替えられています。
押板:床の間の原型になった板状の台。
なかのま:奥の間と居間のあいだに造られた部屋の呼び名。