公開日 2017年03月16日
更新日 2018年04月01日
ヘルプマークとは
義足や人工関節を使用している人、内部障がいや難病の人、または妊娠初期の人など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている人が、周囲の人に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都が作成したマークです。神奈川県でも平成29年3月からこのマークを導入し、東京都と連携して普及に取り組んでいきます。伊勢原市においても、配布します。
ヘルプマーク
ヘルプマークをつけた人を見かけたら
電車・バスの中で席をお譲りください
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な人がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。
駅や商業施設などで、声をかけるなどの配慮をお願いします
交通機関の事故など、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な人や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な人がいます。
災害時は、安全に避難するための支援をお願いします
視覚や聴覚に障がいがあり、状況把握が難しい人、肢体に障がいがあり、自力での迅速な避難が困難な人など様々な人がいます。
ヘルプマークの配布について
対象者からの申出(書類不要)により、次のとおりヘルプマークを無料で配布します。申出にあたり、必要な持ち物はありません。
対象者
義足や人工関節を使用している人、内部障がいや難病の人、妊娠初期の人など、援助や配慮を必要としている人
配布場所
伊勢原市役所 障がい福祉課(本庁舎1階 6番窓口)
配布開始日
平成29年3月22日(水曜)
※数に限りがありますので、一人一つとさせていただきます。
※ヘルプマークの趣旨に沿った、適切な利用をお願いします。
※配布するヘルプマークは神奈川県が作成し、普及に取り組んでいます。
外見から分からない疾患や障がいの例
心臓機能障がいやじん臓機能障がいなどの内部障がい、起立性調節障がいや慢性疲労症候群などの外見から分からない疾患で、援助や配慮を必要としている人がいます。
内部障がい
内部障がいとは、心臓機能障がい、じん臓機能障がい、呼吸器機能障がい、ぼうこう又は直腸の機能障がい、小腸機能障がい、肝臓機能障がい、免疫機能障がいを言います。
内部障がいについて(神奈川県障害福祉課ホームページ)
起立性調節障がい
思春期に起こりやすい自律神経失調と考えられており、立ちくらみやめまいを起こしたり、疲労感や倦怠感、動悸、息切れ、頭痛、失神発作などを起こしたりする疾患です。
慢性疲労症候群
原因不明の強い疲労が長期間(一般的に6か月以上)にわたり継続する疾患です。