ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)について

公開日 2022年05月24日

更新日 2024年04月17日

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)とは

仕事は、暮らしを支え、生きがいや喜びをもたらすものですが、同時に、家事・育児、近隣との付き合いなどの生活も暮らしに欠かすことができないものであり、その充実があってこそ、人生の生きがい、喜びは倍増します。

しかしながら、現実の社会には、安定した仕事に就けず、経済的に自立することができない、仕事に追われ、心身の疲労から健康を害しかねない、仕事と子育てや老親の介護との両立に悩むなど、仕事と生活の間で問題を抱える人が多く見られます。これらが、働く人々の将来への不安や豊かさが実感できない大きな要因となっており、社会の活力の低下や少子化・人口減少という現象にまで繋がっていると言えます。

それを解決する取組が、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現です。ワーク・ライフ・バランスの実現は、皆さん一人ひとりが望む生き方ができる社会の実現にとって必要不可欠です。皆さんも自らのワーク・ライフ・バランスのあり方を考えてみませんか。

ワーク・ライフ・バランスの定義

仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章によると、ワーク・ライフ・バランスは、

「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」

と定義され、具体的には

(1)就労による経済的自立が可能な社会

経済的自立を必要とする者、とりわけ若者がいきいきと働くことができ、かつ、経済的に自立可能な働き方ができ、結婚や子育てに関する希望の実現などに向けて、暮らしの経済的基盤ができる。

(2)健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会

働く人々の健康が保持され、家族・友人などとの充実した時間、自己啓発や地域活動への参加のための時間などを持てる豊かな社会ができる。

(3)多様な働き方・生き方が選択できる社会

性や年齢などにかかわらず、誰もが自らの意欲と能力を持って様々な働き方や生き方に挑戦できる機会が提供されており、子育てや親の介護が必要な時期など個人の置かれた状況に応じて多様で柔軟な働き方が選択でき、しかも公正な処遇が確保されている

とされています。

我が家の「家事・育児分担」について考えよう

令和3年度いせはら男女共同参画フォーラムの講演テーマに合わせ、伊勢原市男女共同参画推進委員会では、我が家の「家事・育児分担」について考える方法の一つとして「家事分担リスト」を作成しました。

「家事・育児分担」の考え方や「家事分担リスト」の書き方などは、我が家の「家事・育児分担」について考えよう[PDF:1.03MB]をご覧ください。

「家事分担リスト」は、主要な家事や育児などをあらかじめ記載したシートとご自由に記入いただけるシートをそれぞれ用意しましたので、各家庭の状況に合わせ、ダウンロードしてご利用ください。

家事分担リスト

記入例・主要家事編[PDF:352KB]

記入例・子育て家事編[PDF:328KB]

家事分担リストが出来上がったら、家事分担状況を図にしてみましょう。役割が見える化されて、「ついうっかり」がなくなるかもしれません。

分担状況イメージ図

記入例・分担状況[PDF:167KB]

市の取組

県の取組

国の取組

お問い合わせ

市民生活部 人権・広聴相談課 人権・男女共同参画推進係
住所:伊勢原市田中348番地
TEL:0463-94-4716
FAX:0463-92-9009
お知らせ:問い合わせメールはこちら

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