公開日 2020年03月13日
更新日 2022年06月28日
新型コロナウイルス感染症の拡大による消費者の不安な気持ちに便乗した悪質商法が今後発生する可能性があります。
今後懸念される事例
- 「新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題で、マスクを無料送付する。確認をお願いします」という文章とともに、URLが付いたSMSがスマートフォンに届いた。
- 「開発されたばかりの新型コロナウイルス感染症の予防効果がある健康食品が入手できる」といった怪しい電話がきた。
- 突然自宅を訪問してきた業者から「新型コロナウイルスの影響で中国の経済がガタガタになっている。金の相場が上がることは間違いない。今申し込めば、高騰する前の金額で金を買う枠が当たるかもしれないから、すぐに申し込んだ方が良い」と勧誘された。
- 厚生労働省や保健所の職員を名乗り「格安で新型コロナウイルスの検査を受けられる」と電話があり、氏名や住所などの個人情報を聞かれた。
消費者へのアドバイス
心当たりのない送信元から怪しいメールやSMSが届いても、反応しないようにしましょう
マスクの入手が困難な状況に便乗し、「マスクを無料で送付する」などと消費者の関心を惹き、メッセージ内のURLをクリックさせる手口と思われる相談が寄せられています。URLにアクセスすると、フィッシングサイトに誘導され、スマートフォンに不正なアプリがインストールされたり、個人情報を取得されたりする可能性があります。
心当たりのない不審な送信元からメール等が届いた場合、メールに記載されたURLには絶対にアクセスしないようにしましょう。また、実在する事業者名等が記載されていた場合でも、メール内の番号に電話したり、URLをクリックしたりせず、不安に思ったら、事業者のホームページや問い合わせ窓口に確認しましょう。ホームページ上に注意喚起情報が掲載されていることもあります。
新型コロナウイルスに便乗した悪質な勧誘を行う業者には耳を貸さないようにしましょう
新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動への影響を口実にして、「金の相場が上がることは間違いない」等、怪しい投資を勧誘されたという相談が寄せられています。話に少しでも怪しいと思うところがあったら、その場できっぱりと断り、絶対にお金を支払ったり、契約したりしないようにしましょう。
新型コロナウイルスの感染の不安があるときは
新型コロナウイルス感染症に関する相談先や予防の基本については下記リンクをご参照ください。
新型コロナウイルスに関連した感染症について
不審なメールや勧誘にあったら
不審なメールや勧誘にあったら、相談窓口までご相談ください。
【相談窓口】
- 伊勢原市消費生活センター(1階1番窓口 人権・広聴相談課内)
電話:0463-95-3500
日時:平日(祝日除く)の9時30分~正午、午後1時~午後4時 - かながわ中央消費生活センター
電話番号:045-311-0999
相談日時等:電話相談の場合、平日・土曜日の午前9時30分から午後4時30分まで。面接相談の場合、午前9時30分から午後4時まで。 - 消費者ホットライン 188(局番なし)
日時:日曜日・祝日の午前10時から正午、午後1時から午後4時まで - 週末消費生活相談(社団法人 全国消費生活相談員協会)
電話:03-5614-0189
日時:土・日曜日の午前10時~午後4時
【関連リンク(外部リンク)】
新型コロナウイルスに便乗した悪質商法にご注意!(国民生活センターホームページ)
新型コロナウイルスに対する予防効果を標ぼうする商品の表示に関する改善要請等及び一般消費者への注意喚起について(消費者庁ホームページ)