自転車損害賠償責任保険等への加入が義務付けられました

公開日 2020年04月20日

更新日 2020年05月11日

令和元年10月1日から神奈川県内で自転車を運転する方には、自転車賠償責任保険への加入が義務化されました

神奈川県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例の制定

神奈川県では、自転車対歩行者の交通事故の増加や重大事故の発生、全国での自転車事故加害者への高額賠償事例などから、自転車の安全で適正な利用の促進と自転車損害賠償責任保険等の加入の義務化を柱とした条例を平成31年4月1日に施行しました。

この条例により、神奈川県で自転車を運転する方には自転車損害賠償責任保険等への加入が令和元年10月1日から義務化されています。

 

県チラシ[PDF:1.23MB]

自転車損害賠償責任保険とは

自転車利用中の事故により他人にケガをさせてしまった場合などに、事故による相手の損害を補償できる保険です。

自転車保険のほかに、次のような様々な保険があります。

  1. 様々な保険(自動車保険、火災保険、傷害保険)などの特約
  2. PTA保険、職域での団体保険
  3. 全労災、県民共済などの共済
  4. クレジットカードの付帯保険
  5. TSマーク付帯保険(TSマークについては、自転車にはTSマークを付けましょうのページをご覧ください)

まずは、自転車損害賠償責任保険に加入しているかチェックしましょう。

自転車損害賠償責任保険加入チェックシート[PDF:65.5KB]

神奈川県条例・自転車損害賠償責任保険について、より詳しく知りたい場合には神奈川県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例(神奈川県ホームページ)をご覧ください。

自転車事故による高額賠償事例

賠償命令額 事故概要

9,521

万円

男子小学生が歩行中の女性と正面衝突。女性は頭蓋骨を骨折し意識が戻らない状態となった。監督責任を問われた母親に賠償命令が下された。

(神戸地方裁判所 平成25年7月4日判決)

9,266

万円

男子高校生が車道を斜め横断した際、対向車線を自転車で直進中の男性と衝突。衝突された男性は言語機能の喪失等重大な障害が残った。

(東京地方裁判所 平成20年6月5日判決)

6,779

万円

男性がペットボトルを片手に持ってスピードを落とさずに下り坂を走行し交差点に進入したところ、横断歩道を横断中の女性と衝突。女性は脳挫傷等で事故3日後に死亡。

(東京地王裁判所 平成15年9月30日判決)

5,438

万円

男性が信号無視をして速いスピードで交差点に進入したところ、青信号で横断歩道を横断中の女性と衝突。女性は頭蓋骨内損傷等で事故11日後死亡。

(東京地方裁判所 平成19年4月11日判決)

4,746

万円

男性が信号無視をして赤信号で交差点を直進したところ、青信号で横断歩道を歩行中の女性に衝突。女性は脳挫傷等で事故5日後に死亡。

(東京地方裁判所 平成26年1月28日判決)

 

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住所:伊勢原市田中348番地
TEL:0463-94-4715
FAX:0463-97-4321
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