健康的な食生活に役立つ、伝統的な食材の頭文字「こまごわやさしいにたにた」。

今年度4回目の今月は「や（野菜類）」についてのお話です。

野菜は 、毎日食べたい食材のひとつ。毎年、厚生労働省がおこなっている「国民健康・栄養調査」では、 日本人は 1日 平均 300ｇ 位の野菜を食べていると報告されています。しかし、野菜量の目標は1 日350ｇ といわれ、残り50ｇをどう食べるかが課題です。
また、摂取量1位の長野県と47位の愛知県（平成28年度調査）では100ｇ以上の差があるそうです 。野菜の種類によっては料理に手間がかかり、量を増やすのが難しく感じてしまうこともありますが、次のような工夫で摂取量アップに取り組んでみませんか。

 

工夫1・・・・・・加工品 を活用

• カット野菜や冷凍野菜 、乾燥野菜は、包丁を使わず必要な分だけ使用できます。
• 筑前煮や豚汁用などの水煮野菜も、手軽に野菜料理が作れて便利です。
• 野菜ジュースや缶詰、ピューレなどをスープやソースなどに利用しても。
• 市販の総菜やサラダは、野菜を多めに使ったものを選ぶのがおすすめです 。

工夫2・・・・・・調理器具や 調理方法を工夫

• 温野菜サラダなどは、電子レンジで加熱すると、鍋を使わずに調理ができます。
• 汁物（スープや みそ汁等）、お浸し、炒め物など、加熱すると見た目より多くの野菜を食べることができます。

工夫3・・・・・・ストックしておく

• 乾燥野菜、缶詰、冷凍野菜、水煮野菜などは比較的長く保存ができます。日ごろからストックしておくと 、買い物に行けないときにも役立ちます 。

今月のレシピは『毎日食べたい！カラフルサラダ 』
令和元年度の食育料理コンテスト 小学生の部　テーマ： 野菜を使った朝食にふさわしい一品料理で『市長賞』に選ばれたメニュー 。お米も入っており、主食、主菜、副菜が一皿でそろう一品です。

 

「毎日食べたい！カラフルサラダ 」

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