公開日 2021年07月19日
毎月19日は食育の日。市では食にまつわる情報を発信しています。
よくかむことは健康づくりの基本といわれます。
7月と8月は、よくかんで食べるメリットとよくかんで食べるための「かみかみ咀嚼メニュー」をご紹介します。
神奈川県歯科医師会では、咀嚼の効果として以下の4つの効果をあげています。
(1)胃腸の働きを助ける
食べ物をしっかりかみ砕くことで、消化を助ける効果が期待できます。
(2)歯の病気の予防に役立つ
だ液の分泌が活発になり、口の中の自浄作用を促します。
(3)脳の機能を高める
脳が刺激され、血行もよくなるため、機能が活発になる効果が期待できます。
(4)肥満の予防に役立つ
食欲抑制のメカニズムが働きます。自然と食べ過ぎにブレーキがかかり、生活習慣病の予防が期待できます。
早食いは肥満につながりやすいといいますが、よくかんで食べるにはどうしたらよいでしょうか。食べるときに気を付けたい、工夫をご紹介します。
- 一口の量は少なめにし、食べ物のかたちがなくなるまで意識してよくかむ。
- 飲み込んでから次の食べ物を口に入れる。
- 口に食べ物が入っている間は、水分をとらない。
- ゆっくり食べる(20分くらいかけて)。
- ながら食べをしない(テレビやパソコン画面を見ながら、新聞や本を読みながら、携帯電話を操作しながら・・・食べない)。
よくかむことで満腹感を感じ、おいしく食事をいただきましょう。
◇今月のレシピは、市の「食育セミナー」で紹介されているメニュー「玄米カレーライス」です。白米を玄米や胚芽米に変えることも、よくかむ習慣づくりのためのひとつの方法です。
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お問い合わせ
保健福祉部 健康づくり課地域医療係
住所:伊勢原市田中348番地
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FAX:0463-93-8389